笑顔と感動に出会う旅

青葉山・音海遊歩道




  2016年11月13日青葉山東峰〜西峰・巡礼道(松尾寺〜今寺〜高野)・音海遊歩道
福井県高浜町と京都府舞鶴市の県境に位置し若狭富士・丹後富士とも呼ばれています



               
  
                                音海(おとみ)からの青葉山

<行程>
青葉山健康長寿の里ハーバルビレッジ登山者専用駐車場ー中山登山口ー高野登山口合流分岐ー展望台ー東峰標高693m−西峰標高692m−今寺登山口合流分岐ー松尾寺・宝物殿秋季展(¥800)−今寺集落「お堂と道標・上成の大岩」−高野集落ー中山登山口ー駐車場ー県道21号ー県道149号ー音海集落ー音海遊歩道入口(登山者専用駐車場から9.2km・20分)ー音海断崖ー押廻埼灯台ー音海遊歩道入口
*ご注意:ハーバルビレッジ内駐車場は、8時30分〜17時30分間だけ使用できます 時間外は、ハーバルビレッジ外にある登山者専用駐車場を利用する

<登頂時間案内提示板から>
中山口ー1.2km・20分ー高野口合流点ー800m・20分ー展望台ー1.2km・50分ー東峰ー600m・40分ー西峰ー300m・15分ー今寺口分岐ー1.2km・40分松尾寺ー20分ー今寺集落ー30分ー高野集落ー30分ー中山登山口

<参考時間>
ハーバルビレッジ登山者専用駐車場出発:6時30分ー展望台7時20分ー馬の背7時48分ー東峰7時58分ー西峰8時40分〜9時05分ー松尾寺9時48分ー宝物殿・今寺集落・高野集落・中山登山口ー登山者専用駐車場着11時24分音海集落まで車で移動音海遊歩道口11時50分出発ー音海展望台経由押廻灯台12時30分ー音海遊歩道口到着13時10分ー帰宅へ

参考:登頂記録:2015年12月20日中山登山口から青葉山東峰693m・・・・・青葉山東峰

<青葉山の名称と形>
東方の高浜・和田から見ると富士山に似ていることから「若狭富士(わかさふじ)」
西方の舞鶴市や北方の内浦から見ると双耳峰に見える事から「馬耳山(ばじさん」「扶桑馬耳山(ふそうばじさん)」
南方の青郷から見ると三峰に見え漢字の「山」
青葉山麓一帯を青の里と言われ、その端にある山の意味から「青葉山」・「青羽山」となった説もあります
また弥山(みせん)・鋏山(はさみさん)の別名もあります。

<自然>
青葉山は、鳥類・植物・昆虫など北限種・南限種のものが数多く見られます。
天然スギやブナ・クロモジ・タブ・ウラジオガシなどが見られ、山頂付近には「オオキンレイカ」7月〜8月に見る事が出来る(高浜町・舞鶴市の天然記念物に指定)また「イブキジャコウソウ」「シロウマアサツキ」「オオイワカガミ」「イレテハタザオ」「タカネナデシコ」「シナノオトギリソウ」など。出会えるかな!


               
               
           
               東峰から西峰間は、階段の連続・吊尾根歩き・鎖&ロープと変化に飛んだ登山道
               泰澄大師がこもり修行したという大師洞



             

                 西峰:松尾寺奥の院                   青葉山西峰標高692mからの眺望「いい〜ね!」
       西峰(西権現)の青葉神社は、笠津彦(うけつひこ)神と笠津姫(うけつひめ)神 丹後国の祖
   参考 東峰の青葉神社は、若狭彦神と若狭姫神


             

                複雑な内浦の海岸線と若狭湾の眺め         妙理大権現の祠と石組みと石灯籠は火山岩
           内浦湾の北側に古青葉山の噴火口あり、その一部が今の青葉山らしい


<青葉山の伝説>
崇神天皇のころ、青葉山麓に土蜘蛛が住んでいました。頭は「陸耳の御笠」といい恐ろしい形相をしていた。山から下り来て田畑を荒らし家の物を盗んだりしていた。そのことを知った天皇は、弟の日子座王(ひこいますのきみ)に討ち捕らえるように命じた。
王が青葉山麓にお着きになると、地面や山はごうごうと音を立てて揺れ、天からは御光がさし あまりの眩しさに土蜘蛛たちは目も開けられないので、山から下り逃げ出した。王は、追いかけ回してついに土蜘蛛を退治した。それ以来青葉山麓の人々は穏やかに暮らしたという。


                   
 
                      西国三十三所観音霊場の二十九番札所の松尾寺

<松尾寺>
和同元(708)年 唐僧 威光上人の御開基による 養老年間には、白山から泰澄大師が来山し妙理大権現(みょうりだいごんげん)の祠を西峰の近くに祀った。西国二十九番所札で、本尊馬頭観世音 三十三霊場中唯一の観音像であり、農耕の守り仏として信仰を広く集めていました

松尾寺宝物第17回秋季展観後期10月26日〜11月23日まで入館料800円
国宝 普賢延命像  平安時代後期
重要文化財 阿弥陀如来座像 快慶作 鎌倉時代
重要文化財 法華曼茶羅         鎌倉時代
市指定文化財 金剛力士像  作者不明 鎌倉時代


<青葉山麓に伝わる昔話・叟太夫(そうだゆう)>
むかし・むかし 神野浦(こうのうら)の漁夫 叟太夫は、沖合で突然の嵐にあいましたが 幸いにも白馬に助けられ神野浦の浜に帰り着きました。その白馬は観音岩の上で、木の姿となり叟太夫の前に横たわっていました
「ここ木は、白馬の化身だ。私を救ってくれた観音様だ」と思った。
その木を背負い、祭礼する場所を求めて歩きだしました。そしてその白馬の化身の木で馬頭観音像を二体作り、一体を松尾寺、もう一体を神野浦におまつりした
その馬頭観音が松尾寺ご本尊様だと伝えられています。「若狭・高浜むかしばなし」より

         

                        上成の大岩               今寺のお堂・道標地点から見る集落と青葉山

<西国三十三所巡礼道>
西国二十九番札所松尾寺へ続く古道が今寺・高野集落地域に道標が今も残っています。
次の第三十番は琵琶湖・竹生島の宝厳(ほうごん)寺で、高浜から小浜・熊川を経て近江へと続く道
今寺集落にあるお堂の広場に立つ石柱道標には、左右の方向を示す指差し絵とその下に「まつのを」「ちくぶ志ま道」と刻まれています。お堂は壁がなく、梁が低く作ってあるので腰を下ろして休めるようにしてある
現在工事中の為、道標は倒され、広場やお堂付近は工事材料置き場になっていました・残念
「上成(かみなり)の大岩」は高野集落へ向かう道にあります 溶岩の大岩上に石柱の道標には、天保6年の建立で、「右 ちくぶ志ま道」 「中山道」と刻まれています

<高野集落>見事な石垣・棚田の景色に出会う場所
京都の高野山と並ぶ「一乗寺」という七堂伽藍二十五坊を構えた大きな寺があったと云われており、そのため高野(こうや)という地名がついたと伝えられています

                 

          壁のないお堂(広場は工事関係の資材置き場)             横になっている石柱道標


          


音海(おとみ)遊歩道で音海断崖と押廻埼灯台歩き

内浦湾と高浜湾を二分する音海半島の最北端


                   

                                 音海断崖展望台より
<行程>
青葉山健康長寿の里ハーバルビレッジ駐車場ー県道21号ー県道149号ー音海まで20分
音海遊歩道入口(案内板有)から1.2km音海断崖展望所ー800m−押廻埼灯台

<音海遊歩道>
音海断崖は、260mを超える高さの断崖で日本一の海蝕崖 県の名勝指定されています
野猿生息地にある遊歩道の為、猿の声が鳴り響きます。


            
            

                    押廻埼灯台から大展望!・・感動の出会い場所ですね・・海の青さが・・・・・

                       

<参考資料>
高浜町HP(若狭のふれあい第149号)・青葉山新聞より(青葉山麓研究所発行)・「若狭高浜むかしばなし」(高浜教育委員会編集)より