笑顔と感動に出会う旅

仏教遺跡と己高山



2017年11月26日鶏足寺跡・高尾寺跡を訪ねる己高山周回・石道寺&鶏足寺紅葉散策


琵琶湖の北 滋賀県木之本町古橋には、行基・泰澄・最澄・石田三成などが修行した法華寺跡・己高山山頂付近にある鶏足寺跡・高尾寺跡・旧飯福寺(鶏足寺)など歴史遺跡を訪ねる己高山標高922.5m周回散策道を歩きました。


              

法華寺跡

<行程>北陸道(E8)・木之本ICーR8ー千田北ー田部東ーR303−城山・新アットリ坂トンネルー己高閣・世代閣
登山届駐車場ー林道ー居張(いばり)瀧ー岩窟(北谷)・己高山表示板ー己高山登山口・鏡岩分岐ー仏供谷登山口(尾根ルート・谷ルート分岐)−尾根ルート:鉄塔ー六地蔵ー鉄塔ー5合目(谷ルート合流分岐)−馬止岩・牛留岩ー鶏足寺跡ー9合目分岐ー己高山922.5mー90鉄塔ー鉄塔ー石道寺・高尾寺跡&逆杉分岐ー高尾寺跡・逆杉ー尾根縦走分岐ー飯福寺登山口ー石道寺ー鶏足寺跡ー駐車場ー己高閣・世代閣ー駐車場

<参考>
駐車場6:50ー法華寺跡7:05−己高山・法華寺跡分岐7:30−居張瀧7:42−岩窟・己高山分岐7:40−仏供谷登山口7:54−尾根コースー鉄塔8:18−六地蔵8:33ー鉄塔8:40−5合目(谷ルート合流地点)8:44ー牛留岩8:58−鶏足寺跡9:18−己高山9:43〜9:57(残雪4pと寒さで小休憩)−90鉄塔10:14−鉄塔10:28−石道寺・高尾寺跡&旧飯福寺分岐10:55−高尾寺跡・逆杉11:18−尾根分岐11:30−飯福寺登山口12:30−石道寺・鶏足寺・駐車場13:15 この後己高閣・世代閣へ
この時期落葉などで、登山道が明確でないので踏み跡やテープなど再確認して歩きます。特に鶏足寺跡などの平坦な場所・9合目尾根分岐・P778尾根分岐・P629尾根分岐・P532尾根分岐は注意しながら表示板確認して歩きましょう。
己高閣・世代閣拝観入場料300円と紅葉散策協力金200円(2017年11月15日〜11月30日まで)&石道寺の文化財拝観料300円必要です

<法華寺(ほっけじ)跡&伊波多岐神社>
726年に行基が薬師如来を本尊として創建した。己高山鶏足寺の別院であった。
石田三成は、母の縁で法華寺に入り塔中三珠院で起居していた 小谷城落城により信長から浅井の遺領をもらった秀吉は領内視察のため法華寺・三珠院において茶を所望した これが秀吉と三成出合いの「三献の茶」である
関ヶ原合戦で敗れた三成は、法華寺へ逃げ 標高500mにあるオトチの岩窟で身を潜めていたと言われています。
また三成の母の墓が法華寺の境内にあったと伝えられている(現在は、己高閣に安置している)
境内の奥には、戸羅(しらい)ヶ池の龍神を祀り、雨請い祈願として伊波太岐神社がある

<三献の茶>
「ある寺に立ちより茶を求めた。寺の小姓だった三成は、ぬるめの茶を大きな茶碗で、出し、もう一杯求められると少し熱い茶を茶碗半分足らず出した。秀吉が試みにもう一杯求めると、三成は熱い茶を小さな茶碗で出した。秀吉はその気働きに感じ入り近習とした。」・・・このある寺が、米原市朝日にある大原観音寺説と木之本町の法華寺三珠院説の二つある。

<石道寺(しゃくどうじ)真言宗・豊山派>近江西国三十三観音霊場11番
延法上人が開基・行基・最澄によって再興 本尊十一面観音を祀り 己高山(ここうざん)石道山(しゃくどうじ)として大いに栄えました
*十一面観音立像(平安中期)国指定重要文化財
*持国天立像   (鎌倉時代)国指定重要文化財
*多聞天立像   (鎌倉時代)国指定重要文化財
*高尾寺十一面観音立像(藤原時代)県指定重要文化財
小説「星と祭」 井上靖著には、「村の娘さんの姿」・「何でも相談にのって下さる優しい気持ちを持っていらっしゃる」と本尊十一面観音菩薩像を表現している


<鶏足(けいそく)寺:(旧飯福(はんふく)寺>
役行者(えんのぎょじゃ)に始まり行基や泰澄が寺院を建立し・最澄などが再興した寺である。己高山五ヵ寺の中心寺院観音寺の別院として、戦国時代は浅井氏・京極氏から庇護を受けたまた浅井氏三代の祈願所として、江戸時代には、幕府から寺領を与えられていた


<薬師堂・己高閣(ここうかく)・世代閣(よしろかく)>
己高閣は、鶏足寺の文化財収蔵庫:十一面観音立像(国指定重要文化財)・七仏薬師如来・毘沙門天立像・不動明王立像・日光菩薩、月光菩薩・兜跋毘沙門天立像など

世代閣は、世代山戸岩寺の文化財収蔵庫:滋賀県最古の仏像、薬師如来立像(奈良時代)国指定重要文化財・十二神将(木心乾漆)三躰(奈良時代)国指定重要文化財・魚籃観世音立像・己高山縁起など

薬師堂(旧戸岩(といわ)寺)715年僧行基が北西の異光山から遷したと伝えられている。本尊の薬師如来(現在・世代閣に収蔵)は当地の氏仏として最も信仰をあつめている。



  

高尾寺跡・逆杉



<石道の逆杉(さかすぎ)>
標高約500m 幹周7.8m 樹高約35m 樹齢約1000年
枝ぶりがまるで根っこのように見えるようになったので、逆杉(逆さの杉)と呼ばれるようになったまた最澄が高尾寺を参拝し小さな祠の前で、杉の枝を供えたのが、大きく生長して立派な杉となったと伝えられる。


  

六地蔵・馬止岩・牛留岩・鶏足寺跡登山道                   琵琶湖・山本山・竹生島展望



         

鶏足寺(旧飯福寺)の落葉参道



<滋賀県の山:登頂記録>
*2013年11月17日  赤坂山・三国山・・・・・・赤坂山・三国山
*2014年 6月29日  伊吹山     ・・・・・・伊吹山
*2015年 5月10日  マキノ高原・赤坂山・大谷山・・・・赤坂山・寒風・大谷山
*2015年 7月25日  伊吹山・居醒の清水・・・・・伊吹山・居醒の清水
*2015年12月13日  賤ヶ岳・山本山・・・・・・余呉湖・賤ヶ岳・山本山
*2016年 5月 1日  大谷山・大御影山・・・・・大谷山 大御影山

次回は、5月クリンソウ石道寺周回ルート&紅葉のオトチの岩窟・P522.5(点名川合)尾根ルート楽しみです

*2018年11月18日 オトチの岩窟周回歩きと木之本地蔵院・・・・・・・・オトチの岩窟&木之本地蔵院


心に響くフォトムービー

操作:クリック&開く・・クリック&ダウンロード・・画面の横縦サイズ広くする



kinomoto.mpg




立ち寄り湯:山野草を用いた風呂がある己高庵(ここうあん)

                 

参考文献:滋賀県の山(山と渓谷社)・白山眺望登山(金沢ナカオ山岳編)・案内掲示版・古橋史跡文化保存会・古橋・石道地区紅葉対策実行委員会からの資料・案内地図より