笑顔と感動に出会う旅

爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳




2019年 8月3〜4日 氷河眺望爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳南峰・北峰



2014年に三ノ窓・小窓・御前沢雪渓が氷河と認定され、2018年に内蔵助雪渓が氷河に認定されたが、富山平野から見ることが出来い氷河眺望、鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓が2018年に長野県で、初めて氷河と認定され、5つの氷河眺望出来る後立山連峰の中央に位置する鹿島槍ヶ岳(日本百名山) 南北の峰を結ぶ吊尾根を歩き北峰からカクネ里雪渓・南峰登頂ルートから三ノ窓・小窓・内蔵助・御前沢氷河眺望楽しみました。
大谷原登山口から赤岩尾根(別名長ザク尾根:北アルプス三大急登の一つ)登頂予定でしたが、7月28日ごろから気温が上昇し、8月1日猛暑日の地点184地点 岐阜市美濃市38.4℃ 2日猛暑日の地点236地点 岐阜市・大阪府豊中市 38.5℃厳しい暑さが3〜4日続くので、種池山荘で水分補給できる柏原新道ルートに変更しました。

   



爺ヶ岳縦走路から見た。冷乗越・冷池山荘・布引山・鹿島槍ヶ岳南峰・北峰


「行程」8月3日〜4日:長野県大町市

*扇沢駅駐車場ー柏原新道登山口1383mー八ッ見ベンチーケルンー駅見岬ー水平道ー石畳ー石ベンチーアザミ沢ー鉄砲坂ー種池山荘2450mー爺ヶ岳南峰ー爺ヶ岳中央峰2669.9m(三等三角点 点名:祖父岳)ー冷乗越2488mー冷池山荘2387m泊

*冷池山荘ーテント場ー布引山2683m−鹿島槍ヶ岳南峰2889m(二等三角点 点名:鹿島入)ーキレット分岐ー北峰2842mー南峰ー布引山ー冷池山荘ー爺ヶ岳ー種池山荘ー扇沢駅駐車場


「コースタイム」

1日:扇沢駅駐車場ー15分ー柏原新道登山口ー3時間50分ー種池山荘ー60分ー爺ヶ岳中央峰ー60分ー冷乗越ー10分ー冷池山荘泊

2日:冷池山荘ー80分ー布引山ー50分ー鹿島槍ヶ岳南峰ー30分ー北峰ー30分ー南峰ー40分ー布引山ー50分ー冷池山荘ー10分ー冷乗越ー90分ー爺ヶ岳・中央峰ー40分ー種池山荘ー2時間30分ー登山口




「参考タイム」

3日扇沢駐車場4:20−柏原新道登山口4:26−ケルン5:30−種池山荘7:30〜7:50−爺ヶ岳南峰8:35〜8:40−爺ヶ岳・中央峰8:58〜9:01−冷乗越9:46−冷池山荘9:59


4日冷池山荘3:25−布引山4:14−鹿島槍ヶ岳南峰4:57〜5:04−キレット分岐5:22−北峰5:31−5:40−南峰6:06〜6:10−冷池山荘7:16〜7:55−冷乗越8:09−爺ヶ岳中峰9:04−種池山荘9:51〜10:00−扇沢駐車場12:28



        

種池山荘・剣岳・別山・大汝山・雄山展望


                 

鹿島槍ヶ岳南峰2889.2mからの御来光


        

鹿島槍ヶ岳北峰から見た・吊尾根縦走路と南峰


                  

北峰2842mから見たキレット小屋・五竜岳・白馬岳縦走路




                         

北峰から見たカクネ里雪渓(氷河)眺望



「カクネ里雪渓(氷河)」
八峰キレットを含む鹿島槍ヶ岳と白岳を結ぶほぼ南北方向の後立山連峰の主稜と北の白岳から南東に下る支尾根の遠見尾根そして南の鹿島槍ヶ岳北峰から北東にのびる支尾根の天狗尾根に三方を囲まれている。標高2160m地点から北東向き1800m地点までの長さ800m 幅約300mの万年雪 雪渓下に長さ790m 幅280m 厚さ30m以上に及ぶ氷体が存在する その氷体が2.6m/年程度の速さで、氷体の最大傾斜方向に流動しているまた北東に流下しているので、日陰となる時間が長い谷地形、西南西の風が吹いている。谷へ吹き下ろす風が定常的に吹く、降雨日数率が高く、雪氷体の消耗(融解)量を左右する日射量と気温については、上高地明神、乗鞍高原休暇村より値が小さいので、雪氷体の消耗量が少ない。20世紀後半から世界の多くの氷河は、減少傾向にあるが、カクネ里雪渓は、61年前と現在で、氷体の主要部の面積や形がほとんど変わっていない。


         

富山の氷河眺望(御前沢雪渓・内蔵助雪渓・三ノ窓雪渓・小窓雪渓)


「内蔵助雪渓」
立山、富士ノ折立2999mと真砂岳2861mを結ぶ稜線の東側にある内蔵助圏谷(けんこく:氷河が地面をえぐって作った窪地「カール」)内にある長さ、幅とも150m 面積2ha h 標高2700m前後、 厚さ25mの氷体を持つが、流動速度が3p/年と遅いため多年性雪渓に移行しつつある氷河であると2018年認定された。


「池ノ谷雪渓」
富山平野から眺めることができる氷河 剣岳西面の早月尾根と剣尾根の間にあるS字型の細長い万年雪 
標高1850〜2300m 全長700m 幅が最大50m 雪渓の下厚さ40m 長さ200mに達する氷体が2m/年以上の速度で流動していたので、2018年氷河と認定された。


参考:「フィールドウォッチング「立山の氷河眺望」 立山カルデラ砂防博物館・・・・・・・・・氷河眺望

                 

南峰ー爺ヶ岳−赤沢岳ー針ノ木岳ー蓮華岳縦走路


後立山連峰は、南から北へ針ノ木岳(2821m)爺ヶ岳(2670m)鹿島槍ヶ岳南峰(2889m)五竜岳(2814m)唐松岳(2696m)白馬岳(2932m)等の3000mに近い峰がら構成されている。稜線を境に西向き斜面(富山方面)比較的なだらか、東向きは、断崖を有する急傾斜の斜面が対照をみせる非対称山稜がよく発達している。


                   

南峰からの槍・穂高連峰・浅間山の眺望



次回の挑戦は、剣、立山を常に眼前にしながら新越山荘〜針ノ木岳ピークを踏破する後立山南部周回ルート楽しみです。


           

鹿島槍ヶ岳南峰ー布引山:エゾシオガマ・イワツメグサ・タカネツメグサ・ミヤマダイコンソウ

     
爺ヶ岳中央峰ー南峰鞍部・種池山荘付近

     
種池山荘付近・爺ヶ岳南峰・冷池山荘テント場ー布引山

     

テント場ー布引山・爺ヶ岳北峰・南峰:コイワカガミ・ミヤマキリソウ


「爺ヶ岳 針の木 蓮華岳 布引山登頂記録」
2003年 9月28日 柏原新道ー種池山荘ー爺ヶ岳中央峰2669,9m
2009年 8月 8日 大雪渓ー針ノ木峠ー蓮華岳・針の木 (テント泊)
2013年10月 6日 大谷原ー赤岩尾根ー冷乗越ー冷池山荘ー布引山・・・・・・長野・布引山


                                 
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平24情使 第162号)
                                 

参考文献:富山県立山カルデラ砂防博物館HP 原著論文:飛騨山脈立山、剣山域の3つの多年性雪渓の氷厚と流動ー日本に存在する氷河の可能性について。 飛騨山脈で、新たに見出された現存氷河とその特性(地理学評論 91−1 43−61 2018)
大町山岳博物館 研究紀要 2018(平成30)年3月 第3号 「カクネ里雪渓(氷河)学術調査特集号
花・鳥・岳・人山歩き信州山岳ガイド(信毎書籍出版センター)