笑顔と感動に出会う旅

綿向山縦走周回





2019年12月 8日  綿向山・竜王山縦走周回




滋賀県日野町と甲賀市の境、鈴鹿国定公園内、鈴鹿山脈の南西に張り出した標高1110mの山が「綿向山」 地元では、朝日岳・日野岳とも呼ばれる。御在所岳1212mや雨乞岳1238mとともに鈴鹿連峰の主峰です。野洲川(やすがわ)と日野川の分水界。水は東から西へ流れて琵琶湖に流れ込む。奈良時代から山岳信仰の対象とされ、日野町にある馬見岡綿向神社奥社(大嵩神社)が山頂にあり、御神体の山として人々から崇められる。
登山ルートは、表参道・北参道・水無山北尾根・竜王山経由の4ルートがあり、山の中腹までは、スギ、ヒノキの植林地が広がり7合目〜9合目間には、ブナ、ミズナラ落葉広葉樹とシャクナゲ群落が見られる。
竜王山825.8m(三等三角点 点名竜王山2)の山頂には、八大龍王の石を祀る山 雨乞の山 山麓の人々から綿向山に連なる山として信仰を集めていた。
綿向山からの眺めは、東方向には、雨乞岳を中心に鎌ヶ岳につづく鈴鹿山脈・伊勢湾 西方向には、近江盆地・琵琶湖・比叡山から比良山地が連なっている展望だったが、残念ながら、冷たい季節風と霧&ホワイトで描かれた景色でした。残念!。


「行程」滋賀県日野町西明寺
御幸橋駐車場ー北畑林道終点ーヒミズ出合小屋(表参道と水無北尾根分岐地点)−水無山北尾根登山口ー林道杓子ヒミズ谷線ー水無分岐ー水無山990mー水無分岐ー表参道8合目分岐ー綿向山1110m−P962−P913−オンバノフトコロー2つの鉄塔(P842)−竜王山825.8m(三等三角点 点名竜王山2)−千畳平ー竜王山登山口ー水木谷林道ー西明禅寺ー御幸橋駐車場

綿向山ガイドマップ登山所要時間
◎御幸橋駐車場から表参道ー綿向山 登り2時間30分 下り1時間55分
◎御幸橋駐車場から水無山北尾根ー綿向山 登り2時間30分 水無山往復20分加算
◎綿向山から竜王山コース1時間30分 竜王山から綿向山2時間
◎竜王山から西明禅寺経由御幸橋駐車場1時間 御幸橋駐車場から竜王山1時間20分
 
「参考」北陸道ー彦根ICーR307(松尾北)−R477(音羽)−R182
御幸橋駐車場5:57−北畑林道終点6:18−ヒミズ出合小屋6:21〜6:30−水無分岐7:30−水無山7:56〜8:00−水無分岐8:07〜8:12−綿向山9:04〜9:10−913m峰10:00ーオンバノフトコロ10:20−鉄塔10:24−竜王山10:36〜10:50−千畳平10:53−竜王山登山口11:09−西明禅寺11:28〜11:34−御幸橋駐車場11:46

注意点:水無山北尾根コース標高850mから表参道8合目分岐までの道は、余裕のないトラバース道、雨や雪の場合は転倒に注意、また綿向山北峰&竜王山分岐から鞍部までの標高差130m急降下の下り、岩混じりの地点足元注意です。 綿向山ー竜王山縦走歩き、上り下りが連続、体力不足で長く感じました。また表参道&水無山北尾根コースより登山道案内板や分岐表示が明確でない所があるので、下山コースの場合は、注意必要です。名神八日市ICから御幸橋駐車場に行った方が早く到着するのですが、今回は、多賀大社・湖東三山と永源寺の道R307を使って残り少ない紅葉ロードを楽しみました。



   

山頂には、大嵩神社その隣には「青年の塔」と呼ばれる大きなケルンがある


               

文三ハゲ地域からホワイトアウト水無山ルート展望



      

濃霧が凍結付着して、風上側へ向かって羽毛状に成長する「海老の尻尾」




           

山頂には馬見岡綿向神社の奥社「大嵩神社」



         

季節風のお土産



                

綿引山から竜王山縦走路にブナの珍変木「幸福ブナ」

変形したブナの木くぐると幸せを呼ぶと言われています



<綿向山麓の接触変質地帯 1942年 国の天然記念物に指定>


表参道・北畑谷林道終点近くに、天然記念物に指定されている「接触変質地帯」がある。

数億年前の古生代に形成された秩父古生層中の石灰岩が噴した花崗岩と接触し、その地熱の影響によって著しい変質作用を受け、変質岩になった地域である。石灰岩は熱により大理石化し、その中に珪灰(けいかい)岩・ベスーブ岩・ヘンデンベルグ輝石・柘榴(ザクロ)石などの接触鉱物が混じって見られる




               

千畳平(「堂立ち」と伝承される地)

西明禅寺の前身である安楽寺が奈良時代にあったと伝わる地



      

蓮台野石仏群


南尾根上に、中世の大寺院であった西明寺の墓地が、蓮台野にあり県道や牧野造成によって五輪塔や阿弥陀如来像の石仏が発掘されたものまだ未発掘のものがまだ相当数残されている。


                 

臨済宗永源寺永源寺派の寺院 大慈山 西明禅寺 


臨済宗永源寺派に属する西明禅寺は、奈良時代に竜王山に創建され、天台宗の寺であった。戦国時代に地域の人々が焼け残った仏像(本尊十一面観音立像・毘沙門天像)や大般若経600巻を安置して今に伝えている。江戸時代初期に荒廃していたが、再興されて永源寺の末寺となった。


       

茅葺きの本堂 国指定:本尊十一面観音立像(秘蔵)が安置




       

西明寺集落からの綿向山(11時半頃から)

次回は、紅葉の永源寺と竜王山登山口からの縦走登山&シャクナゲを求めて縦走歩きいいですね。




<滋賀県の山 登頂記録>


2013年11月17日 赤坂山・三国山   ・・・・・・・・赤坂山・三国山

2014年 6月29日 伊吹山        ・・・・・・・・伊吹山

2015年 5月10日 マキノ高原・赤坂山・大谷山・・・・・赤坂山・寒風・大谷山

2015年 7月25日 伊吹山・居醒(いさめ)の清水・・・・・伊吹山・居醒の清水

2015年12月13日 賤ヶ岳・山本山周回      ・・・・・・・余呉湖・賤ヶ岳・山本山

2016年 5月 1日 大谷山・大御影山       ・・・・・・・大谷山 大御影山

2017年11月26日 己高山周回・石道寺・鶏足寺 ・・・・・・仏教遺跡と己高山

2017年12月 3日 湖北小谷山・虎御前山周回  ・・・・・・小谷山・虎御前山

2018年 4月22日 釣瓶(ツルベ)岳・武奈ヶ岳周回・・・・・・釣瓶岳・武奈ヶ岳

2018年11月11日 山岳信仰の山 横山岳1131.7m・・・・・横山岳

2018年11月18日 オトチの岩窟周回歩きと木之本地蔵・・・・・・オトチの岩窟&木之本地蔵院

2019年 5月12日 墓谷山・横山岳・五銚子の滝周回・・・・・・・・墓谷山・横山岳

2019年12月 1日 近江湖南アルプス金勝山     ・・・・・・・・金勝アルプス:鶏冠山&竜王山




 

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平24情使 第162号)


参考文献:掲示板・滋賀県の山(山と渓谷社)、山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹(昭文社)、滋賀県観光情報サイト(トレッキングの山)