笑顔と感動に出会う旅

一乗谷城跡・権現山




2021年11月28日 福井県・一乗谷朝倉氏遺跡散策・権現山



特別史跡、特別名勝、重要文化財に指定されている一乗谷朝倉氏遺跡、一乗谷城跡


下城戸跡・西山光照寺跡・石仏群と浄教寺町一乗滝佐々木小次郎の里、越前市柳元町


  権現山5つ滝巡り歩きを楽しみました。




一乗谷朝倉氏遺跡は、2020年10月24日 立山カルデラ砂防博物館友の会・県外交流視察会()に訪れています。
1971(昭和46)年278国の特別史跡に指定、1991(平成3)年四庭園が国の特別名勝(南陽寺跡庭園・湯殿跡庭園・諏訪跡庭園・館跡庭園)に指定、2007(平成19)年6月朝倉氏遺跡出土品のうち2343点重要文化財に指定を受け、国の三重指定(特別史跡、特別名勝、重要文化財)となりました。その他京都・金閣寺、銀閣寺、醍醐寺三宝院、広島・厳島神社、奈良・平城宮が重要文化財の三重指定さている。




一乗谷朝倉氏遺跡・一乗滝散策行程


一乗谷城山473m登山ルート

馬出ルート1.5km・・60分

下城戸ルート1.8km・・90分

三万谷ルート1km・・・30分

英林塚ルート1km・・・50分


復原地区駐車場ー馬出登山口ー宿直・千畳敷・一、二、三の丸473mー安波賀・千畳敷分岐―安波賀登山口ー下城戸跡ー西山光照寺跡・石仏群ー復原地区駐車場ー車移動ー浄教寺町・一乗滝小次郎の里



   

宿直(とのい)跡展望


宿直跡(南側):主君の警備をする家臣が駐屯した所。福井平野や三国湊まで、遠望できる。義景の居館は、宿直跡と千畳敷に挟まれた観音屋敷にあった。

   



 

一の丸、二の丸、三の丸散策道



磨崖仏・下城戸跡


下城戸跡:谷が最も狭い地点に土塁(防御のために築いた盛土)が築かれ城門とされました。幅18m 高さ5m 長さ20m





安波賀町・天台宗真盛派、西山光照寺跡・石仏群





朝倉氏遺跡を流れる「一乗谷川」の4kmほど上流に落差12mの「一乗滝」があります。
この場所は、泰澄大師が奈良時代に修行僧として白山大権現を祀り、寺を建てた所、佐々木小次郎が、この滝で「つばめ返し」の技を身に付けたと伝えられている。

参考

つばめ返し」:実際は、虎切剣(こせつけん)と言ってつばめが背をひるがえして飛ぶ姿を見てあみ出した剣法だと言われる。        佐々木小次郎の流儀(長い剣を使う剣法)を「巌流」剣法だと言われています。
宮本武蔵と決闘を行った島は、「舟島(山口県)」だったが、決闘後地元の人にから「巌流島」と付けられた。
佐々木小次郎の生家は、越前市北坂下町にある高善寺と言われている


 

佐々木小次郎の像・一乗滝


                      

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使 第162号)




越前市柳元町 権現山(松ヶ嶽神社)565m・鞍ヶ上展望台


泰澄大師によって開山され、雨乞いの神社として祈願されている松ヶ嶽神社(権現山)、剣豪佐々木小次郎が「柳の滝」で、つばめ返しの修行場として伝えられている。5つの滝(不動滝・お釜滝・布滝・窓滝・夫婦滝)とこもり穴、大モミの木を巡る裏参道を使って山頂に登る人が多い。
花の権現山として、ミスミソウ・キンラン・ササユリ・ヒメレンゲ・サイハイラン・ナツエビネなど花を求めて3月〜7月多くの登山者が訪れる。

行程


浄教寺町・一乗滝ー金谷トンネルー高雄山トンネルー越前市柳元町「柳の滝」の看板、部落内の道は、狭いので運転注意 駐車場、トイレあり。5つの滝(裏参道)ルート「不動滝、お釜滝、布滝、こもり穴、窓滝、夫婦滝」ー大モミの木ー山頂565m(松ヶ嶽神社)ー鞍部ー避難小屋ー三峯神社ー鞍ヶ上展望台ー権現山表参道口ー急坂ー表参道登山口ー裏参道登山口駐車場


           

布滝


 

お釜滝・夫婦滝



                         

窓滝・不動滝






                                           

こもり穴



                             

越前市指定天然記念物「松ヶ嶽神社大モミの木」




 

泰澄大師によって開山、雨乞いの神社松ヶ嶽神社・権現山〜鞍ヶ上展望台登山道にある三峯神社




 

表参道下り(急坂の道・転倒注意)

                          

今日は、2山よく歩きました。最後の権現山下り、筋肉痛で楽しかったね



       


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使 第162号)

参考文献:一乗谷・東郷散策マップ(フットバスマップ)・特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡散策マップ(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館)・一乗谷朝倉氏遺跡(朝倉氏遺跡保存協会)・福井県の山(山と渓谷社)・登ってみねの福井の山(福井山歩会)