笑顔と感動に出会う旅

室堂山・浄土山


2013年9月8日室堂山・浄土山とカルデラ展望フィールドウォッチング
                         
<日程> 天気くもり・霧昼過ぎから霧雨 参加者8名 ガイド1名 カルデラ博物館スタッフ5名
立山カルデラ砂防博物館9時ー室堂10時ー室堂山分岐ー室堂山展望台ー浄土山分岐ー浄土山標高2831m−北峰。南峰ー一ノ越ー室堂15時10分ー立山カルデラ砂防博物館16時10分

今回のカルデラ展望は、想像の世界でした。浄土山から一ノ越間で、ライチョウ素敵な鳴き声と御対面出来ました

      浄土山展望
                                           
 浄土山は、雄山や大汝山・富士ノ折立・別山などに見られる花崗岩・閃緑岩(せんよくがん)という岩石から出来ており巨大なマグマの固まりが、地下で冷えて出来た岩石 急激に隆起し地表に現れているのです。また鬼岳と浄土山の境に、氷河によって形成されたU字谷が見られる

室堂山標高2670mは、立山カルデラの東端 室堂山付近に火口があった。火山から噴出した溶岩「玉殿溶岩」で覆われた溶岩台地「室堂平」である青灰色から淡灰色の安山岩・板状節理(ばんじょうせつり)が発達した溶岩流が、登山道で見る事ができる。氷河の痕跡・羊背岩(ようはいがん)別名羊群岩、氷食円頂丘とも呼ばれる「岩盤が氷や氷に含まれる岩屑によって浸食され上流は、丸くなり下流は、階段状に形成される。6〜5万年前に立山火山から墳出した玉殿溶岩が3万年前の氷河によって削られて出来た氷河擦痕の線状傷跡から室堂平方向に流れている事がわかります。

 <溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)>室堂平付近などの登山道に使っています。
火砕流堆積物の岩石(暗色の楕円形をした斑点模様の石盤)
美女平から弥陀ヶ原、室堂に至る台地が、この溶結凝灰岩によって形作られている
立山カルデラ博物館 菊川 茂学芸員さんのお話

 <節理とは>
溶岩の規則的な割れ目のこと。溶岩が冷えて固まる時に働く力によって形成されます。地表に噴出したばかりの溶岩は、熱く水あめのような粘り性と流動性をもって広がりますやがて熱を失い溶岩が真っ先に固まりだすのは、空気や地表と触れている表面や底面からです。一方内部の熱い溶融溶岩は流れようとする為、その間で歪みが生まれ固まった溶岩部分に割れ目を生じ板状節理が形成される。玉殿の岩屋や室堂山登山道の途中などで、板状節理を見ることが出来ます
立山カルデラ博物館 丹保俊哉学芸員さんのお話
 

      イワイチョウの紅葉
                                                   
<立山火山別名弥陀ヶ原火山のお話>
立山火山は、いくつもの火山が南北方向に並んだ火山群です。一定の場所(火口)で噴火を繰り返して成長してきた単一の円錐形火山ではありません 
立山火山は、乗鞍火山列の一員です 焼岳や乗鞍岳のほか、北は白馬大池火山、南は御嶽山・湯ヶ峰など北アルプス上に並ぶ火山をまとめて乗鞍火山列といいます。
室堂から弥陀ヶ原そして美女平、さらに五色ヶ原周辺が立山火山の主体です
ミクリガ池やミドリガ池、血の池、玉殿岩屋など火口跡です。地獄谷はいくつかの火口が複合してできた地形です。

 大日岳と奥大日岳展望
                                                 
 <立山カルデラ博物館 室堂山・浄土山とカルデラ展望フィールドウォッチング参加記録>
 2012年9月9日 晴れ 参加者とスタッフ含めて30名 2班行動