笑顔と感動に出会う旅

三周ヶ岳・夜叉ヶ池



  2014年6月15日 夜叉ヶ池 夜叉ヶ池山1212m、三周ヶ岳1292m


             

 夜叉ヶ池監視カメラ設置付近からの夜叉ヶ池と三周ヶ岳展望


 夜叉ガ池の登山道は、福井県側と岐阜県側の2ヵ所の登山口があります
 北陸道 今庄IC−R365−広野ダムー岩谷林道の終点
 登山口駐車場付近には、カツラの木 幹回り6.4m 樹高32m 樹齢400年 トイレ有り

<今回の登頂ルート>
登山口ー水平道ー夜叉ヶ滝ー岩谷川横断橋2ヵ所ー岩谷のトチノキ(幹回り10m 樹高10m 樹齢400年)
池の案内表示板2km、1km、500m、200m−夜叉ガ池休憩ー夜叉ヶ池山標高1212m−岐阜県登山口分岐
ーP1212m−コブの頭1252m−三周ヶ岳標高1292m
参考:P1252mから三周ヶ岳まで少しササを両手でかき分けて進む所があるが、足元確認登山すれば良い

 <参考時間>
登山口ー2時間ー夜叉ヶ池ー15分ー夜叉ガ池山ー1時間40分ー三周ヶ岳ー90分ー夜叉ヶ池ー90分ー登山口
夜叉ヶ池周辺は、福井県 岐阜県から登った登山者50名又夜叉ヶ池山や三周ヶ岳登山者50名大賑わい
福井県登山口駐車場満車 路肩駐車50台の状態 すごい人気です


P1212mから見た夜叉ヶ池山       朝霧に包まれた夜叉ヶ池 三周ヶ岳

 <夜叉ガ池は 夜叉ヶ池山と三周ヶ岳との鞍部 標高1099mの稜線直下>
 数十万年前に起きた地すべりによって出来た窪地に雨水や周辺の山からの伏流水が溜まり池になった
 この時期は、モリアオガエルの卵が泡状にぶら下がっています
 その他 固有種 ヤシャゲンゴロウが生息し 平成8年1月18日付け国内希少野生動植物に指定
 標高1099mで、ニッコウキスゲやアカモノなどの亜高山植物や昆虫などが多い

      夜叉ヶ池             登山者で大賑わい

 <岐阜 美濃 夜叉ヶ池伝説>
 むかし 美濃の国 平野庄は 日照りが続きあらゆる作物が 枯れる寸前 多くの村人達は途方に暮れていた
 ある日村の長者は小さい蛇に向かって「もし そなたが雨を降らせるなら、どんな願いも かなえよう」と語った
 長者が家に帰ると不思議な事に 雨が一日中降り続き 作物は皆な生き返った。
 雨の翌日 小さな蛇は山伏姿になって 「娘を嫁にほしい」と長者の前に現われた 
 一番やさしい次女が、「村人を救って頂いたから喜んでいきます」と答え、娘は麻布で身をまとい小さな蛇(龍神)
 へ嫁いで行った。
 長者は、嫁いで行った娘に会う為に、揖斐川上流のさらに山奥の池に向かって」 「今一度 父に姿を見せておくれ」
 と大きな声で叫ぶと池の水面が波立巨大な龍が現れ 池の中に消えた
 長者は、池のほとりに 龍となった娘を祀る祠を建てた。 おわり  (岐阜 美濃民話より)

 <静かな宿場町があった今庄町周辺に伝えらている夜叉ヶ池民話>
 むかし ある侍が殿様から言い付けられて都まで急いでいた 今庄の町まで来た時 街道に大勢の人々が集まって
 騒いでいた。  見ると大蛇が道いっぱいに横たわり鎌首を、もたげて飛びかかってくるかわからない状態でした。
 先を急いでいた侍は、大蛇を飛び越えて旅を続けて行きました。 用事を済ませた侍が、大蛇の出合ったところに
 美しい娘が立ち「あなたは大変勇気のある方だと思います お帰りをお待ちしていました」とお侍に伝えた。
 美しい娘は、「私は、夜叉ヶ池に住んでいる 赤い大蛇です 池の中にもう一匹青い大蛇が住んでいて 池の上に
 舞い上がって 争っています 勇気のある人に助けてもらおうと探していたのです 青い大蛇が池の上に舞い上がっ た時   弓矢で 射殺して下さい よろしくお頼みいたします」と言って去っていた。
 急ぐ事もないので 願いを受け入れ お侍は、毎日弓矢の練習を重ねた お陰で誰よりもうまくなりました。            お侍は、大蛇の住んでいる険しい山の奥にある夜叉ヶ池へ向かった
 池の中から赤、青の二匹が争いしながら 空に向かって大きな噴水のように吹き上がった。
 お侍は、無我夢中で矢を放つと青い大蛇の頭に貫通し 死んでしまった。
 赤い大蛇は、「幸せに暮らす事が出来ます」と言って着ていた振袖の片袖をちぎって差出しました
 「この振袖は、お金が不足している時 金銭を言ってこの振袖を振るとお金が出てきます 誰にも見せたりしないで
 大事にしてください」とお侍さんに伝えて、立ち去って行きました。
 その片袖のお陰で、お金に不自由すると言う事はありませんでしたが、お嫁さんがいつまでも減らないお金が
 不思議でなりません 何か深い訳があるに違いないと思い 部屋の棚すみから美しい振袖の片袖が出てきました
 お嫁さんは、その振袖の方からお金をもらっているに違いないと思い 燃えているかまどへ片袖を投げ込みました
 お侍さんは、片袖について尋ねると お嫁さんは「うわき心がくやしくて かまどへ投げ入れました」と答えた。
 それを聞くと「燃えてしまったのか・・もったいない」と言って不思議な片袖をもらった話を詳しくお嫁さんに伝えました
 それを聞いたお嫁さんは、驚き 声が出ませんでした。
 お侍さんは 「つい片袖の力に頼ってしまい 仕事をする気がなくなっていた これで仕事に集中出来る」とお嫁さん に伝えた     これを聞いたお嫁さんは、「夫婦にとって幸せな事かもしれない」とにっこり笑って言った。 おわり
  (日本の民話  若狭・越前の民話より  )


  ギンリョウソウ                     コアジサイ




     アカモノ 別名イワハゼ                     タカネニガナ
                        タカネニガナは岩場に生え、全体的に小さく 茎につく葉は茎を抱かない

       ニッコウキスゲ              イブキトラノオ


      ノアザミ                    サラサドウダン
 
 「花は人の目を誘う  水は人の心を引く  君は夜叉ヶ池を見に来たと云う」
   泉 鏡花  1913年に発表した戯曲  夜叉ヶ池より   福井県登山口にある石碑
 
<立ち寄りの湯>
 今庄365温泉 やすらぎ 露天風呂  泉質 単純硫黄泉 大人500円